ペナルティルーム

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「わかった」 マサが答えた。 「そして、克。 マサが消える事があったら後を頼む。 ハピフレ本部の情報が少しでも欲しい。 最後に、南。2人の様子をしっかり見て、必ず帰ってきて報告して」 マサ、克、私は、顔を見合わせて頷いた。 「まずは、警察、ハピフレ本部、探偵。 ここまでの情報を得てから、次の作戦を考えたい」 拓がみんなを見回しながら言った。 「後のメンバーは仲間を見つけに行こう。 指輪をはめているから、すぐわかるはずだしな」 「おう!」 私は翼と優の分の手紙を武に渡した。 その後、それぞれグループに別れた。 みんな、ここに帰って来れないかもしれないと言う不安を感じているはずなのに、仲間を信じているから元気に振舞っている。 私はマサ、克と一緒に、ハピフレ本部に向かった。
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