第1章

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「なんでこんな所にいるんだろう…」 目の前に広がる見事な夜景にむかって、僕、荒垣馨(アラガキ カオル)は思わずそう呟いた… ここは高級ホテルの最上階 そう、俗に言うスイートルームと呼ばれる特別な部屋。 テレビで見た事はあったが、まさかこんな部屋に自分が足を踏み入れる事なんて一生ないと思っていた。 目の前には見事な夜景、その前には高級そうな白いソファ 振り返れば、それまた高級そうな8人掛けのダイニングテーブルありクリスマスらしくキャンドルや花によって飾られていた。
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