644人が本棚に入れています
本棚に追加
「生理じゃない…
ただのストライキ」
「なんだよ?
店長とケンカでもしたのか?」
「…
キレイな新人が入ってさ…
アイツ、やたら何度も指導入るから」
慣れてない新人には、
店長やベテランソープ嬢がプレイ指導する。
アタシん時は、若菜さんって先輩ソープ嬢が指導してくれた。
「ヤキモチかよ!
意外とかわいーな、マユキ」
「ウザ…」
冷めた目で一言。
店長とマユキは付き合ってる…
もう、けっこー長く。
だから…
マユキん家は店名義なのに、
特別、アタシの居候も認めてもらってる。
つか、当然だけどな。
コンパニオンとボーイの恋愛はご法度って、アタシをクビにしよーとしたくせに…
自分はちゃっかり、手ぇ出してんだもんな。
マユキの話だと、"俺は店長特権"
つってたらしい。
フザケやがって…
ま、そんなもんだろーけど。
今となれば、店長がレイカ(マユキ)の話を
まんま信じた事に納得。
最初のコメントを投稿しよう!