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慧は部屋に行き、着替えをしてきた
着替え自体は5分もかからなかった
しかし、久々に見た慧の私服にちょっとだけドキリとした
「待たせたな…って何だよ
何見てるんだよ、悠夜」
「別に見てないから。わざわざすまんな」
見てないから…は嘘だ
目の前にはモデルをしていてもおかしくない体型と顔立ちの男がいた
身長は180cmを超え、足もスラリとして長い
誰から見ても『美形』
そして5年前と比べて顔から幼さも抜けていた
「じゃあ送るわ」
「あ、ありがとう」
慧と一緒にマンションを出て
エレベーターに下りるまで、一瞬に感じた
悠夜はいたたまれない気持ちになった
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