第1章
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「...ま、そこまで言うなら」 そう言って顔に手がかかり、顎を持ち上げられる。 ちゅ、と軽い音をたててキスをされ、 「お前ちょうだい、領」 ニヤリと笑う顔。 「そ、んなベタな...」 照れ隠しの言葉も、 「いいだろ、今からがちゃんとした恋人らしいクリスマスだよ」 熱を孕んだ瞳と甘い声に、体を動かすことができなかった。
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