第1章

6/21
前へ
/21ページ
次へ
「...ま、そこまで言うなら」 そう言って顔に手がかかり、顎を持ち上げられる。 ちゅ、と軽い音をたててキスをされ、 「お前ちょうだい、領」 ニヤリと笑う顔。 「そ、んなベタな...」 照れ隠しの言葉も、 「いいだろ、今からがちゃんとした恋人らしいクリスマスだよ」 熱を孕んだ瞳と甘い声に、体を動かすことができなかった。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

457人が本棚に入れています
本棚に追加