第1章

8/21
前へ
/21ページ
次へ
ヘッドボードを背に座る日野に跨がり、逃げられない体勢が居たたまれない。 「っ、これ、いや、だ!」 「なんで?」 「んぅ、や...ぁ」 座ればキスをされ、逃れようと膝立ちになれば、胸に吸い付かれる。 お互いに裸。 嫌でもわかってしまう熱に腰を引いても、すぐに引き戻されて逃げることができない。 「もう、ほんと...や、」 「だーめ」 至極楽しそうな声で、胸に吸い付きながら下半身にも手が伸びて、体は熱くなるばかり。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

457人が本棚に入れています
本棚に追加