第1章

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こうしていつものように、下らない雑談をしながら下校する それは、学年が変わっても変わらない 歩とは一年生の時とある出来事がきっかけで知り合うことになるのだが、このぐらいの関係が気が楽だった 一人でもこういった友人がいるだけでいい 一緒に行動していると思う 「そういや、クラスはどうなるんだろうな」 「クラスね...まあゆっくりできればいいよ。問題なのはクラス表をみるときに人ごみの中に入るのが嫌だね」 「うん、そう言うと思ってた」 そんなことを喋っているうちに桜が舞い散る校門をくぐった
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