余命半年

彼に連絡するべきかとても迷った。
本当は仕事が忙しくなっただけで、新しい彼女が出来たというのは私が考えすぎているだけかも。
そう信じたかった。

でも、もしそうなら連絡をしてくるはず。
やはり私は棄てられたのか。

いや、もしかしたら携帯が壊れて修理に出しているのかも。
でも、確か彼は最近携帯を新しくしたばかり。

希望を抱き、自分で砕く。
そんなことを毎日考え、遂に彼は来ないまま12月25日を迎えてしまった。