57人が本棚に入れています
本棚に追加
「え・・・?」
「金で雇われた傭兵だ。
正規兵より高い賃金がほしかった・・・
だから傭兵として志願した。」
「そう・・・ですか・・・。」
渚はフェデリコの背中を優しく擦った。
「大丈夫ですよ・・・中尉は私の事を助けてくれた・・・人の命を救えるフェデリコ中尉は英雄ですよ。」
「英雄・・・?」
フェデリコは渚の瞳をみつめる。
「フェデリコ中尉は、息子さんを絶対に助けることができますよ。」
「そうか・・・」
彼はそのまま黙りこんだ。
最初のコメントを投稿しよう!