翼

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 その時だ・・・  遠くから銃声が轟いた。  「中尉、今の!」  「なんだ・・・!?」  フェデリコはおもむろに無線機を取りだした。  「こちらフェデリコ。隊長、何があった!?」  『こちらレベッカ、ゲリラ部隊だ! 敵部隊から攻撃を受けている! 』  「なんてことだ・・・。」  銃声がどんどん大きくなってきた。  中にはドーン、という迫撃砲のような音が聞こえてくる。    
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