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フェデリコの射撃技術はかなり優れていた。
ゲリラ兵等がいくら銃を持っていなくても、隠し持ってることを想定して遠い敵から精密に相手の眉間を狙撃する。
前に出た敵は渚に任せていた。
実は渚は、戦闘機でのドッグファイト以外にも、士官学校時代には白兵戦による近接戦闘は大得意だった。
「無駄撃ちが多い割にはなかなかやるじゃないか。」
「ありがとうございます。・・・だけどごめんなさい、今ので弾切れです。」
「クソがっ!!」
二人はゲリラ兵を殲滅し一難逃れたが、フェデリコはやはり煮詰まっていた。
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