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とはいえ、迫撃砲の位置は茂みに隠れて探知できない。
『くそっ・・・どこだ・・・!?』
ケイは少し焦っていた。
位置の特定できない迫撃砲から不意に攻撃を受けてしまえば戦闘機も撃墜されてしまう。
おまけに、迫撃砲は小さくてレーダーでは捉えきれない。
『ヴァイパー1、手遅れだ! 味方部隊、損害拡大!』
『ちきしょう、どこなんだよ!』
無線からケイの苛立ちをみせる声が聞こえてくる。
『ヴァイパー1より各機、レーダーでは迫撃砲を捉えきれない!
目視で索敵するぞ!』
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