第4話 しあわせな朝

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カオリの電話のせいで、わたしは最悪な気分だった。 とても、眠れそうになんか、ない。 (どうしてこんなに、人生めちゃくちゃになったんだろう) (もう・・・いやだ、いやだ、いやだ) (何も考えたくないよ) 布団をかぶって、わたしは鼻をグズグズと鳴らして泣いた。
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