にゃーにゃーにゃー その2

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………完全に遅刻だ…… 「まぁべつにいいんじゃね?このままサボタージュヒャッハァ!」 「………………ハァ…」 「よし!決まりだな!…………つー訳で、」 サワサワサワサワ っ!?!? 「なにやってんだ…!」 「ん?耳気持ちいーから続きしようと思ってさ。」 「やめろ、って言ってん、だろ…っ!」 「無理な相談だキリッ」 「キリッ じゃねぇ、ひ……っ!やだっ」 「なに?やめてもいいの?そんなこと言いながら、気持ちそうに目細めちゃってるけど。」 この顔むかつく……っ!! だけど俺が思ってる以上に余裕無いみたいだ… 「…んっ、ふぁっ……」 あ、やばい、気持ちいい…… 「んぁ……あっ…」 するりと尻尾に手がかけられた。 最初は撫でるようにゆっくりと。 くすぐったいようなむず痒いような、………………っ、くそっ…もの足りない… 「なぁ、気持ちいいの?」 「…………………んっ……………もっと、つよく…っ、こすってっ………」 うるんだ目で見上げると、頬を赤くした顔があった。 「っ!!(煽ってんのか!?いや、煽ってんだよな!?やばいかわいい! いや、でも襲ったらだめだ。耐えろ!俺の理性!!本能に負けるな! だが俺の中の天使が、『本能に逆らってはなりません。』と諭している!どうする俺っ!!)」
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