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さて、どちらへ行こうか…。
別にあては無かったが
この場所に居たくなかった
ぐるりと見渡すが吹雪とつもった雪で方向が分からない。
へたに動いてやつらと同じ方に行ってしまう可能性もある、そんなのはごめんだね。
嫌でも地面は繋がっている
ここに足をつけているうちは嫌でも現実がみえてしまう。
だから空へ行きたかった
誰もが目をそらしている選択をしたい
ペンギンは一度ゆっくりと羽を広げ空を見上げた。
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