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ある日眠気覚ましにコーヒーでも飲もうかと思って、
給湯室に行くと彼女がコーヒーを淹れていた。
俺「川瀬さんも休憩?」
彼女の名前は川瀬小春だ。入社した時にすぐに覚えた。
川瀬「いえ・・皆さん眠たそうに見えたので、
コーヒーでも持っていってあげようかと思いまして・・。」
俺「優しいんだね。実は俺も眠かったんだ。」
川瀬「そうですか・・では、ここに置いておきますから、
失礼します・・。」
そう言って給湯室から出て行ってしまった。
え?普通手渡してくれるものじゃないのか?
置いておくって・・・。
でも、優しい所あるんだな。
俺は彼女が淹れてくれたコーヒーを持って戻った。
コーヒーは自分で淹れたのより美味しく感じたけど、
インスタントのコーヒーなんだから、
誰が淹れても一緒だよな。
はぁ・・なんでこんなに彼女に惹かれるんだ・・。
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