始まる幸せな日々

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彼と出会えて本当に変われたと思う・・・。 今では誰とでも普通に話せるし、楽しい時は笑う事が出来る。 当たり前の事が出来なかった自分はもう居ない・・・ 父と母さんの事も、幸せに見守れる気がする・・。 幸せにはなれないって思ってたし・・ 幸せになる権利なんて無いって思ってた・・・。 けれど、いつの間にか幸せを望む様になっていたし、 実際に彼と今、幸せになる事が出来た・・。 人って変わる事が出来るんだと彼が教えてくれた・・。 今まで、運命の相手とか、運命の赤い糸なんて、 信じてなかったし、あるわけがないって思ってたけれど、 彼は運命の相手なんだと、そう思える。 何かを考えてる様子の彼・・どうかしたのかな? 私「どうかしたの?」 「いや、小春は俺の運命の相手なんだろうなって考えてただけだよ。」 まさか、私と同じ事を考えてたなんて・・・。 私「私もね、笑われるかもしれないけど、 守さんは、運命の相手だって思うんだ。」 彼は笑ったりしないで、 優しい瞳で見つめてくれた。 「小春、一生離さないから、覚悟して。」 私「離れたりなんてしないし、離さないで欲しい・・。」 離れられるわけがない・・・ 覚悟なんてものも必要ない・・・。 やっぱり彼は特別な人だと改めて感じた。
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