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それから新婚生活は毎日が幸せだった。
早いもので、結婚してもう3年になる。
一緒に食事してるが、なんだか彼女の様子がおかしい。
「守さん、少し気分が悪いから早退するね。」
「大丈夫?一人で帰れる?」
「うん、ここから近いし大丈夫。」
そう言って彼女は早退して行った・・
本当に大丈夫なんだろうか・・?
仕事が終わって家に戻ると、彼女は幸せそうな顔をしてた。
「病院とか行った?大丈夫なの?」
「うん。あのね、赤ちゃんが出来たの。」
彼はとても驚いた顔をしたと思ったら、笑顔になった。
「ほんとに?!俺達の子供が出来たの?」
「うん、本当だよ。」
幸せな気持ちでいっぱいだった。
「えっと、先ずは何からしたらいいんだ?
会社に休みをもらわないとな。
それから、後は安静にしておかないといけないし・・」
自分の身体の様に心配してる姿に笑ってしまった。
「何だか、守さんが妊娠したみたいだね?」
「だって、心配にもなるさ。」
二人の子供・・・大切な存在だ。
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