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「そろそろ、病院に行こう。」
「うん。」
二人で産婦人科に向かった。
看護師「痛みが10分間隔できますか?」
「はい。」
看護師「初産は時間がかかりますから、
頑張ってくださいね。」
「はい。」
彼女の背中や腰をさすってあげたり、
飲み物をのませてあげたりした。
彼が居てくれるだけで、とても心強い。
痛みに耐えながら、時間だけが流れていく・・。
もう何時間たったかわからない・・
けど、彼女は弱音1つ言わない。
先生「大変だと思いますけど、頑張ってくださいね。
少し診てみましょう。かなりひらいてきてるので、
もう少しですよ。」
先生に診てもらってから少したつと、
お腹から何かが出たような感覚がした。
「あの・・破水したかもしれません・・。」
看護師「診ますね?分娩台の方に移動しましょう。」
いよいよか・・・緊張するな・・・・。
もうすぐで彼の赤ちゃんと対面出来ると思うと幸せで、
痛みや不安は不思議と感じない・・・。
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