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俺こと ゼロノア・レスト
エリア学園に通う2年生。
最初の時は...と言うより最初に対面する人たち(特に女子)は、かなり親しく接してくれるけど、途中から急に冷たくなる。
因みに、今も二日前に俺に話しかけてくれた目の前の女の子も何故かゴミを見るような目を向けてきて無言で教室から出て行ってしまった。
まったく...何が行けないんだ?
あれか?俗にいうツンデレってやつですか?
まぁ、それを言うと俺に話しかけてきた女子全員がツンデレって事になるけど。
ふむっ!っと一人自分の机に座って考えていると
俺の眼の前に、いかにも熱血みたいな顔した赤い髪の男子生徒が近づいてきた。
「ゼロってホントに変態だよな。...くはっ!これで何人目だよ。」
目の前で大きな声で急に変な笑い方をしながら話しかけてくる失礼な男子生徒をムッとした顔で睨む。
「変態じゃないし。ってか、いきなり酷いな...ベル。」
「いや、ゼロ...毎回言ってるけど十分変態だぞ?」
呆れたように俺を見ながら話す俺の親友の一人
ベル・ストナ
かなり熱血思考だが良い奴だと思う。
俺の事を変態って呼ぶ以外は...
「いやいや変態ってのは、女の子の下着を盗んだりする奴の事だから。それに俺が変態なら何でクラスの人達は、俺に普通に接してくれるんだよ!」
さっきの一部始終を見ても止める奴が居なかったし
俺に対して普通に話してくれるぞ?
「あのな?...もうお前の事、そう言う奴だって思ってるから諦めてるんだよ。まぁ...それ以外は、普通に良い奴なんだけどな。」
ん?諦めてるってなにがだよ。
まぁ、俺の事を褒めているのは、わかった。
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