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……今は、爆走をやめて歩いてるよ
…………………
よし！門の前まで着いた！
門番は２人だね
そこまで多くないけど、みんな並んでるね
この様子だとすぐに終わるかな？
僕は列の一番後ろに並び順番を待つ
待っていると前を並ぶおっちゃんが話しかけてきた
「兄ちゃん、旅人かい？」
僕は今、フードを深くかぶっているため、顔が見えない
その上全身黒い………なんか怪しい
よく話しかけようと思ったよね…
………後で茶色いマント創ろ
とりあえず質問には答えないとね
僕「……そうだ」
（そうです）
…………あれっ？
「そうか！そうか！それにしても黒いな！俺はこの国に出稼ぎに来たんだ！兄ちゃんは旅人だし、観光か？」
おっちゃん元気だね…
そんなことより…僕の話し方だよ！何か変わっちゃてるよ！？
思ってることと！
ボッチ歴が長いからなの！？ずっと話してなかったから！？
引きこもってたから！？
………落ち着こう
内心焦ってるけど、表情には出てないからね？
まぁ…話し方は慣れれば、どうにかなるでしょ
……仕方ないしこのままで行こ
聞かれたのはこの国に来た理由だね
それは………
僕「観光もあるが、必要なものを揃えたり、採取してものを買い取ってもらうためだ」
「ほぉ、ってことは、ハントしながらの旅か？声からして若けぇのにすげぇな！」
こんな話し方の僕に、おっちゃん優しいね…
そんな感じでたわいない話をしていると、おっちゃんの順番が来た
そしていくつか質問に答えると中に入っていった
「そんじゃ、がんばれよ！」
…おっちゃん………いい人だね
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