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司の自尊心に火がつくのが分かった。 「あとで泣くなよ?」 ふっきれたように 司はいやらしい手つきで僕の尾てい骨あたりを撫ではじめる。 「自分で脱げ」 「……はい、先生」 言われるがまま 僕は自分のベルトに手をかけた。 金具をはずす金属音が 狭い空間にやたらと大きく響いた。
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