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アキの過去を知ってしまった純。
みらいの父親の話は聞いてはいたが、全てではない…。
アキの過去はずっと気になっていた。
でも、聞くことは出来なかった純は、調査資料を読んで、頭が真っ白になった。
「純、お前には無理だ。
アキはお前の手に負える相手じゃない。
アキの過去を知ってしまった今、お前はアキを愛し続けることは出来ない。
アキのことは諦めろ純」
「俺は…、俺は…」
「ショックで言葉も出ないか…。
お前がそんなだから、アキは命の恩人のお前や百合子さんに、自分の過去を隠してたんじゃないのか。
アキのことは心配するな。
俺はアキと結婚する、俺がアキを守るから。
この店も売りに出した。来月結婚式を挙げる」
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