17人が本棚に入れています
本棚に追加
この日、アキもまた、一日家にこもっていた
昨日、純に全てを話したアキ…。
だが、楽になるどころか、尚更悩みが不安が後悔がアキを襲っていた。
「ママ、ママ、お腹空いた」
アキは朝から上の空で、ボォーっとしていた
みらいに腕を掴まれハッとした。
『えっ、何?みらい』
「ママお腹空いた、お昼ご飯食べよう」
アキはしばらくみらいを見つめていた。
『あっ、ごめんね、今用意するね』
アキは慌てて立ち上がり、キッチンに向った
キッチンに立ったアキは、昨日の純の顔を思い出していた。
そんなアキの足にみらいがしがみついて来た
『みらい、どうしたの?』
「ママ元気ない、ママ…」
みらいは子供ながらに、アキの異変に気づいていた。
最初のコメントを投稿しよう!