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金沢文庫駅につくと“♪タンターンタン スチャチャスチャチャ タンターンタン スチャチャスチャチャ♪”と発車メロディーが聴こえてきた。
これを覚えていた日万里ちゃんは凄い。
駅を出ると日万里ちゃんは「こっちがおばあちゃんち!」と歩きだした。
どうやらここからは記憶が確からしい。
あとは日万里ちゃんに付いていくだけでおばあちゃんの家に到着。
言った通り山と海と所々小さな畑のある街。そして小さな郵便局の前だった。
家には幸いおばあちゃんがいた。
「おばあちゃん!」
日万里ちゃんはおばあちゃんを見つけるや否やすぐ駆け寄った。
「まー、日万里ちゃん!」
おばあちゃんは目をまん丸に広げて突然の訪問を驚いた。
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