プロローグ

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俺は新川健斗 特に勉強ができるわけでもない、運動もそこそこ そこらへんにいそうな中学3年だ 中1、中2と適当にやってきたが今年はそうはいかないようだ 受験、、、 そう誰もがぶち当たる壁 これと出会ってしまったことで全てが変わったのである 「今年は受験生だから塾行きなさいよ」 え、、 えええええええええええええ!! 何でだよ! 受験生だから?? ふざけんなよ! 「なんで!? 嫌だし」 「却下 今年ぐらいは頑張りなさい」 母さんはそう言うと出かけてしまった ちくしょー! 明日から夏休みだぞ 塾で始まる夏休みとかなんだよ そういえばどこの塾だろう? ふと思うと塾の案内が机に置いてある 見ると 郷進学塾 、、、、 待て、 確かあそこは、、、 やっぱり嫌だーーーーーーーー! クラスで1番嫌いな 草野がいるじゃないか しかも、、、 俺の大好きな 綾ちゃんも、、、 草野はともかく 綾ちゃんがいれば勉強に集中できないよ!! 何言ってんだ、俺 まあこれが運命なら 頑張るしかない こうして俺は夏期講習に行くことを決めた これが生活リズムの崩壊を招くことになることを 俺はまだ知るよしもない
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