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光の守護神「覚悟が決まったようだな」
光の守護神の問いに俺は強く頷く。
闇の守護神「なら我らから貴殿に力を渡そう。」
ハルキ「力?」
光の守護神「そうだ。我からは治癒と蘇生能力を渡そう。」
ハルキ「治癒と蘇生能力…。どんな傷も回復しどんな状態でも蘇させることのできる能力か。」
光の守護神「そうだ。」
闇の守護神「我からは『ダークシフト』をやろう。」
ハルキ「ダークシフト?」
闇の守護神「そうだ。この力は貴殿がこれまで旅した世界で我々が見てきた者たちの武器や技、姿や魔法を使えるようになる。」
ハルキ「そりゃまたすごいな…。でもまぁありがとな。受け取るよ。」
光の守護神「さて、準備は整った。」
闇の守護神「後はあの扉に入れば過去の世界だ。」
闇の守護神が指差すところには右側が黒く、左側が白い扉が立っていた。
闇と光の守護神『さぁ行くがよい!希望の魔導師よ!』
ハルキ「あぁ、行ってくる!」
そして俺は扉に手をかけ…
バンッ!
と勢いよく開けた。
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