Ⅸ
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駅前からタクシーに乗り込み 運転手にうろ覚えの道を説明した。 行き先も定かでないまま タクシーは走り出した。 司のマンションへ向かう間中 ずっと震えが止まらなかった。 碧に会って かける言葉などあるはずもない。 僕のせいで司に捕えられ 3ヶ月以上もの間あの部屋で悪魔の玩具にされていたのだとしたら――。 純潔な碧が 正気を保って生きているとは思えなかった。
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