第8話

10/40
前へ
/40ページ
次へ
「そうだよ。大丈夫か?」 「腰、痛い・・・。なんか、すごく怠い。」 「・・・ごめんな。無理させすぎた。」 「どうしちゃったの?」 「あぁ・・・・。」 目が覚めた私の視界には、いつもと同じ優しい辰巳さん。 腰が痛いと言ったら、優しく撫でてくれる。 急に変わってしまった理由を聞けば、少し目を泳がせる。 そんなに、言いにくい理由なのかな? 「はぁ。ちゃんと話すよ。」 「うん、どうしてだったの?」 「・・・やきもちだ。」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加