47人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「や、やきもち・・・?辰巳さんが?」
「神崎君にね。嫉妬したんだ。」
「どうして?今まで、男の子と仲良くなった話とかしても、気にしてなかったじゃない。」
本当に不思議。
どうして、今更・・・?
辰巳さんは一度、水を取って来てくれた。
ごくりと水を飲むと、身体に染み渡る。
一息つくと、辰巳さんはバツが悪そうに、話し始めた。
「由莉は今まで、どんな男性に対しても猫を被って話していたろ?」
「まぁ・・・。」
最初のコメントを投稿しよう!