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僕は足を伸ばして ベッドの脇にあった簡易トイレを蹴飛ばした。 蓋が開いて床を転がる。 思ったとおり まっさらの新品だ。 「僕はね、碧……司と一緒のおまえを見かけたって聞いてここに来たんだよ」 僕は気づく。
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