Ⅳ 抱擁

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そして、告げた。 『杏子。 私は貴方を恨んでなんかいない。 もうこれ以上、哀しまないで。 私はいつでも杏子の側にいるから。 ……大好きだよ』 そうして虚ろな彼女は最愛の妹を抱き締めた。 【END】
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