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龍「ピアノの先生のこと、忘れたいって言ってましたよね。そんなこと言わないでください。」
茉莉花「龍くんには関係ないじゃん。」
龍「関係あります。」
茉莉花「え?」
龍「だって……そこにいるから。」
桜「龍くん!」
茉莉花「何言って……」
龍「本当ですよ。信じられないかもしれませんが、本当なんです。僕、霊感持ってて」
茉莉花「ありえないでしょ。」
龍「幽霊なので姿は見えないと思いますが、確かにここに居ます。」
桜「いいよ、龍くん。信じろって言う方が無理なんだよ。」
龍「よくないですって!」
のの「確かに信じられない話だけど、龍は嘘つくような人じゃないと思うよ。」
優花「私もそう思う。きっと龍くんにだけは見えてるんだよ。」
茉莉花「でも……」
龍「桜さん……」
茉莉花「!」
龍「名前。桜さんですよね。」
茉莉花「…本当に…いるの?」
龍「はい。」
茉莉花「先…生……?」
桜「!」
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