私が知る限りの「彼の話」

2/5
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
 しんしんと雪が降り積もる、静かな冬。人知れず、彼は生まれた。  氷のように冷たく、どこまでも潔白な彼を、私は「スノーマン」と呼んだ。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!