私が知る限りの「彼の話」
5/5
読書設定
目次
前へ
/
7ページ
次へ
私は振り返った。彼に祝福の言葉を贈りたかったのだ。 しかし、そこに彼の姿は無かった。 いくら辺りを探しても彼は見つからない。何の断りもなく何処かへ行ってしまうような人物ではないはずなのに。神隠しにでも遭ったのか。 思案に暮れる私を尻目に、雪客が羽ばたいた。 それ以来、私は彼と出会うことはなかった。
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
18(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!