隣りのあの子に恋をした

3/14
前へ
/130ページ
次へ
「お、サンキュー。」 シャー芯を受け取った小澤は自分のシャーペンにそれを入れると小声で話しを続ける。 「土方、お前茂名さんのこと見過ぎ。」 「ばばば馬鹿野郎! 見てねえし!」 「誰がどう見たって恋する乙女のようだぞ? 女々しくて見てられねえ。」 「マジで? 俺ってそんな風に見えてたのか…」 少しショックを受けたが、今後気をつければいいだろう。 それよりも茂名さんに見つめていたことがバレていないかが心配である。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加