隣りのあの子に恋をした

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小澤は真剣な表情になると、改めて話しを続ける。 「んで、茂名さんのことが好きなのか?」 「今度こそ本当に馬鹿野郎ッ!!」 つい大声を出して立ち上がってしまい、クラス中から視線を浴びる。 「あはは…」と苦笑いしつつ、おとなしく席に座る。 「本人に聞こえたらどうするんだよ!! 隣りの席なんだぞ!」 「安心しろって。 茂名さんは睡眠中だ。」 それでも、と思ったが確かに茂名さんは居眠り中のようだ。 ぐっすりと気持ちよさそうに眠っていて襲いたいくらい可愛い。 …そんな度胸は無いが。
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