妖怪だって風邪を引くのです

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『う゛ーにんげんーぐるじいぞー』 狐が風邪を引いた。 最初は妖怪も風邪を引くのか、とかのんきに思っていたが案外これが大変なことで 『おい、狐その変化はどうにかならないのか?…っとあぶね』 『むーすまぬな』 制御がきかないのである。 狐サイズまでだが見たことのあるものは大体変化出来る(自分よりでかくしようとすると痛いからやったことない=出来ない) これはこれで大変だ シメジになったときはどうしようかと思った。 もうなれたけどな 『ふぐーっにんげんでかいの』 『お前が豆粒程のでかさなんだよ(てか、豆だし)』 【次の日】 『人間!治った!』 『あーよかったな』
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