狐君と人間さん

き〇ねうどんのうどん抜き下さい。

『おい！人間！油揚げはないか？』机バンバン

『…ある……よ。』

『む、なんだ今の間は,,,まぁよい早く持ってこい！わしは腹が減っているのだぞ！わかっておるのか!?人間よ！主らはすぐ忘れるからな！なんべんでも言うぞ！n『わぁかったから待ってろ！』

『あぁ！待っておるぞ♪』

(数分後)

『…』
『…食わねーのか？』

『食う！食うのだが何なのだ？これは?!干からびているではないか！』

『同じようなもんだろ
むしろそっちの方が旨いぞ
味もついてるし、
俺のをやったんだから文句を言うな』

『うっ…ぬぅ…そうだな
せっかくもらった貰った食い物だ、食わぬとバチが当たる(気もする)からな』

『おぅ、食え食え！』

ズルルルルッ…ﾁｭﾙッ
パリッ、サクサクサク…

『この干からびた油揚げ喉が乾くがなかなかなものだな！人間！次からは干す前のこの油揚げを食いたい!!干からびてたら喉が乾いてしょうがないからな！分かったか？』

『はいはい分かりましたよ～』

『“はい”は一度でよいぞ…』もぐもぐもぐ…

『……(手づくりいなり寿司の油揚げでも買うか？)』ズルルッ…