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ミドリクラブ?
みかんページ?
ねぇ知ってる?それは女子高生をターゲットにはしてないのよ。
あぁ笑いのツボにはまったみたい!
斜め45度で本をかかえたまま『アハハ』と声になる。もしかしてあたし注目浴びてる?あたし達を遠巻きに見てるお客が5~6人いる事はわかってるけど。
あぁダメ!
笑い過ぎて涙が出そう!
彼女を見ると雑誌を持ったままあたしを見て、恥ずかしそうにまた表紙に視線を移動させたわ。
そんなに熱心に…いったい何が彼女の心に引っ掛かったのかしら…
いけない!そう思うとまた笑いのツボに捕まった!
体が90度…お腹に本をかかえ込みながら…笑う。
息も絶え絶えにフーッと深呼吸、彼女が手にした雑誌を取りレジへ。
車の中で彼女は食事と雑誌の代金を払おうとしているわ。
珍しい…珍しいわ!
元彼女達よりもずっと…
レジではさすがに笑う事を我慢したけど、嬉しそうに雑誌を持つ彼女をみるとまた思い出してきちゃった!車内だし今度は遠慮なしに笑ってしまう!
『おかしいですか?』
あたしは涙目になりながら頷いた。
『その雑誌は女子高生をターゲットにはしてないのよ、だから(笑)』
『そういえばお母さんこんなの読んでた』
『でしょ、だから可笑しかったのよ』
《主婦目線から見る便利収納》
《片付かない!を変えるテク収納》
表紙のソレを見せられると選んだ理由がわかるけど、あぁダメ!
また笑いのツボにはまったわ!
『おかしいですか?』
美和ちゃーん…
あなたって…
本当に今までの女とは違うみたいね…
『ファミレスでのツケが消えたわ』
またあたしはそう言ったけどそのとうりなのよ(笑)
『帰ろうか』
とは言ってはみたけど渋滞ね。
『その後はどう?』
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