第1章・松本拓也視点

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駐車場に入ると、藤永さんは袋いっぱいのリンゴ?2人共に薄汚れた服。 プッ…鼻で笑っちゃった! 藤永さんよりか美和ちゃんが汚れ具合ひどいわね。 だいたい何をしていたかわかるけど! あ~ぁ美和ちゃん逃げるように家に入っちゃった。 鼻で笑っちゃったのが気にさわったかしら? メールを入れて送信…と。だけどシャワー終わっても着信がないわ。 仕事の企画書を読んだ後カクテルを飲んでたら、やっと着信。 遅いわよ。 メールだとめんどうよね…だから『登録なさい』って電話番号を送信したの。 あたしも美和ちゃんの電話番号登録っと! ただの友達として仲良くしましょ。 『だからあなたって便利屋さんって呼ばれるのよ』 『わかってます』 本当に? だけど駐車場で見た美和ちゃんの顔はどことなく笑顔だったわね。 なんとなく危なっかしいあの子… ↑ 【リメイクのきっかけとなる出来事。 松本は自分の留守にこんな事になってるなんて思ってもみなかった。 思えばここからスタートになるけど】
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