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「ん~、今日はたしかぁ………ねむ…」
眠りに落ちた。
―――
気付いたら朝……というわけには行かない。いや、そうであったとしたら流石にまずいと思う。
「…暗ッ、辺り暗ッ!」
先程の朱色をした空は消え、青紫色をした空が広がっている。
「うわぁ…やばいぞこれ」
比較的人の少ない田舎のこの町は電灯が少ない。
安心できる灯がないのだ。
「寒いし…変な人が絡んでこないように急いで帰ろう…」
リュックサックを手に取り、そそくさと歩き出す。
「早くしないとお母さんに怒られる…あぁ掲示板も見てって言われたんだった」
約100m先にある掲示板を目標に走る。
何枚かお知らせの紙がある。
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