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「―~~…!もういい!帰るっ」
バタンッ!と引き戸式のドアが勢いよく閉められた。
「……やりすぎちった」
少し反省をする優であった。
ぷんすこと怒った絹は無事、日誌を先生に届けた。
「むー…小西大丈夫かなぁ」
一瞬考えたが、頭をぶるんぶるんと振り、忘れることにした。
「フンッ、あいつなんて知らないもんねーっ!…わっ!?」
誰かとぶつかって、尻餅をつく。
カラン、と何かが落ちる音が廊下に響き渡る。
「(竹刀…?)」
「すまない、俺の不注意で」
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