西 + 千(ボクラノテ)

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今はお昼休憩。 ちょっとの間、撮影は中止して 各自でご飯を食べる時間。 俺は咄嗟に千晃の腕を掴んで 建物の裏側に向かった 辺りを見渡しても誰もいないし 来るような気配すらない… 千「にっしー?」 俺の名前を呼んで 不思議そうに首を傾げる。 隆「一昨日。真司郎たちとご飯食べに行ったんでしょ?」 いきなりすぎる俺の疑問に 素直に頷いて 千「にっしーも行きたかった??」 そう言って微笑んだ。 隆「違うよ。」 千「じゃあどうしたの?」 隆「俺、すっげぇダサいかもしんないけど…」 千「うん?」 隆「真司郎に嫉妬してる……。」 そのまま千晃の顔を見ずに ギュっと抱きしめた。 驚いてる? それとも、引いてる? 表情が見えないから 千晃がどういう風に思ったのか わからない…
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