Aka

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緑色の絵を数枚解いた先、そこに小さな林があった。 見たこともない、独特な形状の木々。 まるでキッチリと植林されたように、それらはとても綺麗に並んでいた。 「……」 草原同様真っ白な風景。 スケッチブックをめくっていくと、目が覚めるような赤い一枚とよく似ていて。 「これ、かな」 エリア番号を確認、確かに地図の数字はこの辺りを指し示していた。 早速道具を広げて、作業に取り掛かる。 早くこの景色を、目で肌で感じたい。
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