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ゆいがコーヒーを持ってきた。
「桜田さん、どうしてアキがこの街に戻って来てるんですか」
ゆいは待ちきれずに聞いてしまった。
「早く聞きたいですよね。
それでは、早瀬純さんに聞いた話をします」
そう言って、桜田は純から聞いた話を三人にもした。
だが、晃司のことはさすがに話せなかった。
「アキが死のうとしたなんて…。
でも、助かってよかった。
それに、いい人に出逢えて、苦労しながらも幸せだったんじゃないかな」
ゆいは桜田の言うことを素直に信じていた、古田と京田はおかしいと思いながら聞いていた。
すしが届き、三人はすしを食べ始めたが、桜田はすしに手をつけなかった…。
やはり何かを隠している…。
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