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アキに逢うために、アキの住む町にやって来た桜田は、アキが働いている百合子の店にやって来た。
そしてこの三年、アキのそばでアキを支えて来た純と出逢う。
「早瀬純です。あなたが桜田さんですか。
アキはこの町にはいません」
この純の言葉に、桜田は驚きを隠せない。
やっと…、やっとアキに逢えると思っていたのに…。
「アキは桜田さん、あなたに逢いに行きました。僕が逢いに行かせました」
純の言葉に桜田はまた驚く。
「でも、アキはあなたには逢わないでしょう」
「一体どうゆうことなんですか。
アキが何故僕に…、何故逢わない…」
桜田の頭の中は混乱していた。
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