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「ダメ‥‥ですか?」 本当に、何だと言うのか‥‥ 「すまないね」 付き合う理由が見当たらない俺の前で、小さく肩を落とした彼はやはり若くて、二人で映画を観るなんて少しも想像なんて出来やしない。 「仕方ないですね、また次回‥‥」 そう言って、立ち上がる笑顔を見ながら‥‥ 次回なんてあるのだろうか? と、小さな疑問‥‥。 「機会があればね‥‥」 と、立ち上がりレジへと向かった。
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