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〔身体〕は正直だ……
風呂に浸かった俺は下半身に目を向ける。
そして真横にいる由奈の白い肌とタオルで隠してない小ぶりな胸に目がうつる。
「長岡さんの身体って、引き締まってますよね」
由奈は俺の正面に移動すると胸回りを触り始めた。
「毎日運動してるんですか?」
「腹筋を鍛えてるだけさ」
「だからお腹の回りもプヨプヨしてないんだ」
由奈の触る手が胸回りからお腹へ移る。
それ以上は……
由奈の手がお腹のあたりから下半身へと落ちてゆく。
一瞬、由奈の手が止まる。
そして、目があう。
由奈は俺の右手を掴むと自分の胸にあてた。
小ぶりな胸だが、右手には触れている感触が伝わる。
と、同時に俺の身体はさらに万能を示す。
由奈は何も言わず、俺の下半身へと手を落とし軽く触れた。
視線があったまま、俺は由奈の胸をゆっくりと触る。
「ハァ~」
由奈の洩れるような小さな声。
俺の限界だった。
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