目覚めたら…

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深過ぎる闇の中で暫くそのままで居たら、自分が立っているのか分からなくなってきた。 足元が歪む。 私は、今この空間に立っているという認識をしているが、まず、このただひたすらに深い深い闇の中に床や天井や壁は存在するのか。 いや、前提として私の身体、『私という存在』は、実体が存在し、この空間に実在しているのか。 まぁ、いいか。 『私という存在』の定義何かをぽやぽや考えながら寝た。
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